いじめってなに?
いじめとは、友だちを傷つけたり、いやな気持ちにさせたりすることです。
言葉でばかにしたり、仲間はずれにしたり、たたいたりすることもいじめになります。
どうしていじめはダメなの?
• 友だちが悲しくなる
• みんなが安心してすごせなくなる
• いじめた人も悪い気持ちになる
• 楽しい学校がつまらなくなってしまう
もし、いじめを見つけたら?
•やめよう!と言おう
•先生やおうちの人に相談しよう
•友だちを助けよう
いじめをなくすために
• 友だちの気持ちを考えよう
• いやなことを言わない、しない
• みんなで仲よくしよう
いじめは、みんなが少しずつ気をつけることでなくせるよ!
優しい心を大切にして、みんなが楽しく過ごせる学校にしようね!
いじめをなくすためにできること
いじめは昔からあったけれど、なくすこともできるはず!
・友だちの気持ちを考える
・いやなことを言わない・しない
・いじめを見つけたら、大人に相談する
親が子どもに伝える「いじめ対策」
子どもがいじめにあわないために、また、いじめをしない・させないために、
親としてどのように伝えればいいかをまとめました。
① 「いじめは絶対にダメ」とはっきり伝える
子どもは、友だち同士のじゃれあいやからかいが「いじめ」になることに気づいていないこともあります。
・どんな言葉や行動が「いじめ」になるのかを教える
・「相手がいやがったら、それはいじめ」と伝える
・「いじめは絶対にしないし、見つけたら止めよう」と話す
② 子どもが安心して話せる環境を作る
子どもがいじめられたとき、親に相談できるようにすることが大切です。
・毎日、子どもの話をしっかり聞く
・困ったことがあったら、いつでも言っていいよ」と伝える
・子どもの気持ちを否定せず、まずは受け止める
③ いじめられたときの対処法を教える
いじめられたときに「どうしたらいいか」を知っていると、子どもも安心できます。
・いじめっ子とは距離を取る(むりに立ち向かわなくていい)
・一人で抱え込まず、先生や親に相談する
・信頼できる友だちといっしょに行動する
④ いじめを見たときの行動を教える
自分がいじめられなくても、友だちがいじめられることもあります。
・いじめを見たら、見て見ぬふりをしない
・「そんなことやめよう」と言う勇気を持つ
・ 先生や親に伝えて、友だちを守る
⑤ 「あなたの味方だよ」と伝える
いじめにあうと、子どもは「自分が悪いのかも…」と考えてしまうことがあります。
・ 「あなたは悪くないよ」とはっきり伝える
・「どんなことがあっても、お父さん・お母さんはあなたの味方だよ」と言う
・ 子どもが安心できる環境を作る
親もできること
・学校と連携して、いじめの状況を把握する
・ネットやSNSの使い方を見守る
・子どもの交友関係に気を配る
いじめを防ぐためには、子ども自身の意識と、親のサポートが大切です。
「どんなことがあっても、ひとりじゃないよ」と伝えながら、安心して相談できる関係を作っていきましょう。
